失敗しない家づくりのポイント 家を建てて後悔しないために・・・
住宅展示場やモデルハウスは
住宅展示場での注意点!
「家を建てたい!」と決めた殆どの人は、住宅展示場やモデルハウスを見に行くことと思います。
しかしこの住宅展示場のモデルハウスは「実物の建物の倍以上の費用をかけて建てられている家」だということです。
とにかくこのモデルハウスは、お客様に夢を見させて引き付けるための建物ですから、間取りは広々ゆったり、内外の材料は最高級の仕様、設備・インテリアは豪華なものを設置してあります。
そこでモデルハウスを見学するときは、冷静になって
「本当に必要な設備や材料の仕上げは、どんなものなのか。」
「間取りの広さや家全体の大きさは、どれ位あれば十分なのか。」
「それらを考慮した仕上がりの価格は、いくら位になるのか。」
などと、しっかりとポイントを押さえて見学し、うわべの見せかけに惑わされないようにしましょう。
営業マンは貴方の味方ではない!
住宅展示場のモデルハウスで夢を見させた夢を、徐々に冷ましながら現実を示し、契約に結びつけていく仕事が、営業マンの役割です。
「メーカーは会社の存続そして利益第一、営業マンは売り上げ成績第一」と、ほとんどのメーカーも営業マンもそう考え、「お客さまを第一に考えているメーカーの営業マンはいない」と言っても過言ではないでしょう。
「大手ハウスメーカーの営業マンは平均3年で転勤になってしまう」のは、なぜ?なのでしょうね!
それでも、笑顔や立ち居振る舞いに好感が持てる営業マンには、ついひかれてしまうものですが、住宅会社の営業マンは、厳しい営業研修を受けて、細部に至るまでのことがマニュアル化され、お客様の一般的な質問の受け答えなどは、朝飯前なのです。
実際の現場を見るべし!
モデルハウスや営業マンの言葉を鵜吞みにできなとなれば、では何を信用すればよいのでしょうか。
それは実際に建設中の現場を覘いてみることです。
建物は構造が命ですので、その構造は完成してからはなかなか見ることができませんので、ぜひ覘いてみて下さい。
ツーバイフォーやプレハブ住宅は、実際が貧弱に見える上に、構造が現われている期間が少ないので、なかなか見れる機会は少ないかと思いますが、構造以外でも、職人の様子や床下の状態など、現場の工事状況を見ておくことは必要です。
進行中の現場以外で、完成後の住んでいるお宅を見ておくことも、実際のイメージが伝わり、建て主さんの声なども聞け、これも大切なことです。
「坪単価いくら?」の落とし穴
坪単価表示に注意!
「坪単価いくら?」というのは、住宅価格を知る上で一つの目安でもありますが、本来住宅建築工事において本来坪単価表示をすること自体、間違いです。
なぜなら、15坪の小さな住宅も60坪の大きな住宅でも台所やお風呂、トイレは付き、これらの工事費は高く、家の大小に関係なく同じくらいの工事費がかかります。そして小さな家ほどその割合が大きくなります。
また、最近増えてきたメーターモジュールの家にも坪単価を安くするからくりがあります。
それらから、実際に坪単価表示することは公正さを欠く事になるのですが、「坪単価表示」で宣伝することは今のところ禁止されていません。
坪単価の坪面積計算に注意!
坪単価の「坪」とは建築面積のことで建築確認申請する書類には、建築の延床面積で表示しなければなりません。
この床面積にはバルコニーやぬれ縁、出窓、吹き抜け空間の2階の床部分などは面積に入りません。
しかし、ハウスメーカーやローコストの住宅メーカー等がテレビやチラシ、新聞の広告等で宣伝する場合の坪単価には、施工面積を使うことがあります。
この施工面積となりますと延床面積では計算に入らないベランダやバルコニー、ぬれ縁、犬走り、吹き抜け空間の床の張ってない2階の床部分まで計算に入ります。(最近テレビのコマーシャルなどでおなじみのTホームなどは、屋根の軒裏部分までも含めた床面積で坪単価いくらの表示をしているそうです)
本体工事と別途工事(オプション工事)
住宅メーカー一般に、建築工事には「本体工事」と「別途工事(オプション工事)」があり、この本体工事に含まれる内容が会社によってまちまちです。
良心的な工務店などは、工事にかかる一切の費用を出してくるところもあるのですが、設備機器や外構工事などは別途工事としているメーカーが多く、坪単価40万円と言ってても別途工事や必要なオプションを加えると坪単価がプラス10万円も膨らむことも珍しくはないようです。
「安い」「便利」は一時的 - 住んだ後の「被害」と「加害」を考える
住宅は環境資産です
「日本人の寿命が世界一なのに、わが国の住宅寿命は世界一短い(平均26年、実際に10年で壊す家もあります)ということを、ご存知ですか」
「今人が住んでいない空家が、わが国に580万戸もあるということを、ご存知ですか」
「家庭内事故死が約一万人もあり、その中で住まいが原因で事故死する人が、世界一多いということを、ご存知ですか」
「わが国の住宅と土地が世界一高く、狭くて住みにくい、という不満が、世界一多いということを、ご存知ですか」
「わが国の大手住宅メーカーの規模が世界一であることを、ご存知ですか、またなぜ世界一になれたか、考えたことがありますか」
また「商品化した規格住宅を販売する人が、自ら住んだこともないのに、また住みたくもない住宅を販売している事実を、ご存知ですか」
さらに「家をつくって子を失う」家が増えていること。離婚や社会的犯罪の増加、シックハウス症候群、ボケ症候群の増加、地球の危機進行等も「住まい」と住宅づくり」に関係がある、ということを御存知ですか。
今までの「20世紀型住宅産業のあり方」に大きなミステークがあったことに気付くべきです。
「単に住めればいい」「便利であるから」という住宅消費時代から「地球と社会と人間を豊かにする住宅」へ大きく転換しなければならなくなってきているのです。
住宅は子供たちの心を育む環境であり、地域社会を活性化し、地球を危機から救う環境資産であるのです。この環境が良質であればある程、子供たちに、地域社会に、地球に良い影響を与えていくのです。
未来に引き継ぐ財産として
− これからの住まいづくりには −
“本物の素材を使い”
“地域の気候風土に適合し”
“健康的で100年も長く住める価値ある「住宅」にすること”により、
“地球を救い”
“家族を幸福にし”
“子供たちには夢と希望を与えることが出来る”のです。
「家づくりは、幸せな家族づくりです。」
幸せな家族づくりは、規格住宅に生活を合わせるのではなく、幸せな家族生活が出来るように、家族の生活像に合わせて創りあげていくものです。
「住む」という語源は「澄む」からきているように、住みながら心が澄んでいくような住宅にしていくことです。その意味では住宅は買うものではなく、人生を賭けて創るものなのです。
「安いから買う」「今、契約すると割引になるから・・・」「今、契約するとハワイ旅行に招待されるから・・・」といった扇動的なサービスには騙されないようにしましょう。「安いから買う」という気持ちは分かりますが、買った後の長い人生のことを真剣に考え、資金的に余裕が出来てから決めるようにしたいものです。
なぜなら「安い」という喜びは、一時的であり、その後の「住んでからの苦しみ」の方が長く、前述したような悪い結果を生み、悪い影響を考えかねないからです。











