家づくり日誌「きごころ」 建築の事、木の事、山の事、趣味の事など、「きごころ」の思いを綴る 松島匠建の代表 松島克幸の家づくり日誌です。
葉枯らし天然乾燥は、赤身(芯材)がきれい (2007.02.28)
今日から葉枯らし天然乾燥してある杉原木の、玉伐り作業が始まりました。
秋から冬にかけて木を伐採して葉っぱを付けたままにし、葉っぱからの蒸散作用を利用して枯らす方法が、葉枯らし乾燥というんです。
木の含水率は、生木で120〜150%あるのですが、葉枯らし乾燥すると40〜50%まで水分が抜け、杉の赤身がきれいなピンク色に仕上がります。
「3ヶ月間の葉枯らし乾燥」と、よく言いますが、①山の向き ②倒す方向 ③時期 ④その他 の条件によって、乾燥の度合いはまちまちなんです。
① 日当たりの良い向きの方が良く乾きます。
② 山の傾斜に沿って、葉先が上向きの方が良く乾きます。
③ 3〜5月が一番乾く時期で、次に10〜12月、日当たりが良ければ1〜2月も良く乾きます。
④ 間伐ですと残っている木があって日当たりが悪く乾き難いのですが、皆伐は日当たりが良くなりますので、乾き易いのです。
今、玉伐っている木は、11月末〜12月初めに伐倒し、葉枯らし乾燥していた木であって、北向きの山であるため、例年の気候でありますと木が凍結状態で殆ど乾燥しないのですが、この冬の異常な暖冬のため、かなり乾いています。







