日本の住宅は今 日本の住宅事情は先進国に比べ?

自給率の低さは世界でも異例

木材資源の豊富な日本において、木材需給率は20%以下

「10年前に日本の木材需給率は30%前後でした。当時、海外においては森林破壊などの問題、そして日本では木材の蓄積量の増加と国産木材利用の必要性が主張され、これからは“国産材の時代”と強く叫ばれた。しかし、その後も木材の需給率は下げ続け、ついに20%を割り込んでしまいました。」
日本の木材蓄積量は、戦後の拡大造林による木材が伐期を迎え、今後益々増加します。住宅の耐久性を20〜30年としている日本においては、過剰とも云える住宅の新築着工数です。日本でも欧米並みの“住宅の建て替えサイクル”を水準とすれば、国産材だけで日本の住宅を賄うだけの量は可能です。

食糧、資源、エネルギーなどあらゆる点で、日本が最も危険です!

穀物自給率
アメリカ 242%
フランス 209%
カナダ 182%
イギリス 114%
ドイツ 113%
インド 99%
中国 99%
日本 27%
エネルギー自給率
オーストラリア 174%
ロシア 156%
カナダ 148%
イギリス 112%
中国 105%
インド 86%
アメリカ 82%
日本 5%

*人口12億の中国、そして日本と同じ島国のイギリスにおいても、100%の自給率が達成できるのに、なぜ?日本だけが!

日本の住宅寿命は?

消費型住宅から、社会的財産としての住宅へ

日本の住宅は本来50〜100年の寿命は当り前でした。そして住まい本来の環境は、子供たちの健全な成長を育み、一家団欒と人格形成の場でも在り、住まいは親から子へ、子から孫へと受け継がれ、数世代にわたり安定した生活の場を確保する、財産価値の高いものであったはずです。 しかし現代の住まいは「住む人の健康を蝕み」「個室主義から家庭の崩壊を招き」「家の寿命は短く」「建てる時も壊す時も廃棄物の山となり」この大量消費時代において、車や電化製品の如く、ただの消費財と化してしまいました。 そんな多くの問題を抱えた現代の住宅は今、「社会的財産」として本来の姿を取り戻す為にも、国産木材の力を必要としています。

“先進国における住宅の建て替え周期”

  日本 英国 米国 フランス ドイツ
年間着工数 123万戸 16万戸 109万戸 30万戸 33万戸
建て替え年数 26年 141年 103年 86年 79年

*大量消費・大量廃棄の国日本の姿が窺えます

グリーン購入・緑の消費者

子供達の明るい未来のために今、私たちにできる事

経済と便利さ最優先のツケとして、いまや環境問題は大変深刻なまでに達してきています。そして今、“環境に優しい、環境負荷の小さい”が一つのキーワードとなり、物を購入する際に、環境への配慮を考えて買い物をする、意識の高い人達が増えてきました。[環境意識の高い国では、グリーンコンシューマー(緑の消費者)の割合は半数以上] 木材は製造の段階でエネルギー消費量が極めて少なく、土や灰に戻るという事で、まさに環境負荷の小さい代表選手といえます。そして日本の木材は、当然輸入材から比べれば運搬エネルギーは少なく、再生産可能な循環型資源として、環境を守る大事な資源となります。

素材生産における消費エネルギーの比較

木材 コンクリート アルミニウム
1 8 350 1460

*人類の死活にかかわる地球環境問題を解決していく上で、森林と木材は無視できない存在となってきました。