こんばんは!
今週の水曜日は中澤建設さんの建て方の手伝いで、高崎市まで行ってきました。中澤建設さんは、約二年前まで僕が修業に行っていた工務店さんで、柱・梁の架構等もプレカットを使わず、今も手刻みでやっています。僕が修業していた間の一年半は、新築丸ごと一棟のの手刻みを経験する機会はなかったのですが、リフォーム等で使用する材の加工を大工の原田さんがやっているところを見る機会は何度かありました。
松島匠建は新築の場合は富岡プレカットというプレカット会社に加工は頼みますが、小さな増築等の場合は、手刻みをしています。柱と梁何本かだけでも墨付けから加工までとても大変だと感じていたので、新築一棟分の手刻みは相当経験と知識と根性が必要になるなと思います。しかし、プレカットが登場するまでの一昔前まではすべて手刻みだったと考えると、大工さんたちの技術ってすごかったんだなと改めて感じます。
建て方は、刻んできた材料たちが組み上げられる記念となる日です。平面から立体へ、とてもワクワクすると同時にドキドキでもあります。中澤建設さんは、昨年ベテラン凄腕大工の原田さんが引退をしましたので、康之さんと哲さんが墨付けから刻みまでをやったのだと思います。
哲さんに、「組んでいるとき間違いがないかドキドキしますか?」と聞いてみると「やばいね(笑)。ちゃんと組めるか心配だよ。それともう手刻みやりたくない(笑)。」と冗談を交えながら答えてくださいました。まだ大工さんになって長くないのに、これができちゃうっていうのが本当にすごいと素直に思いました。

中澤建設さんの建て方は僕も特別な想いがあって参加しています。このM様邸は僕が修業期間中にお問い合わせがあったお客様で、現地調査や役所調査などをさせてもらいました。図面作成や建築確認申請もやらせていただいているので、紙面上の二次元から、原寸大の三次元へと姿を変える瞬間でもあるんです。「こうなるんだ!」という感動が毎回生じます。

建て方に参加はしているのですが、僕は大工さんではないので難しいことはできません。しかし、高いところに上ったりボルトを締めたり、揚げる材料を準備したりとある程度のことはできるようにはなってきました。少し前までは自分のことで精一杯でしたが、最近は、自分の現場だったらどういう動きをするべきか、どういった指示をするべきかなど、そういうことを考えながらできるようになってきました。
頭ではわかっていても、実際の現場になってみたらおそらくパニックになってしまって何もできなくなってしまうことが予想できます。そうなっても冷静さを保てるように、日々訓練ですね。これから経験を増やして、大工さんたちが気持ちよく作業できるような現場管理を目指したいです。
といっても職人さんたちの減少は本当に著しいので、僕も作業をします。先輩方からは「作業と管理の両立って本当に大変だし難しいからどっちか一方にしなさい」と言われることもあります。管理のほうを徐々に任されるようになってきた今、それを実感しています。しかし、これからの時代、ある程度作業もできなくてはとも思うんです。
ですので、現在進行中の西国分町の新築現場では、室内の壁の石膏ボードを『えっほ、えっほ』と毎日作業着を真っ白にしながら張っています。

汗とボードの白い粉をまとった服を見ながら今日も頑張ったと思いながら帰路に就くのがここ最近多いです(笑)。
服というと、最近こんな本を買ってみました。

先日貴重なお話を聞いた『一般社団法人unisteps』代表の鎌田安里紗さん著書の本。衣食住の「衣」のこと。まだ読んでいませんが、着るものは人間の生活には欠かせないものなので、環境にやさしい家づくりをしている僕たちは、「衣」にも気を使っていきたいと改めて感じた鎌田さんのお話でしたので、参考にさせていただこうと思っています。
『サステナブル』。
言うことは誰でもできるので簡単です。実行していかなければいけませんね。皆さんもできることからやりましょう。未来の子供たち、地球の裏側の方たちの明るい未来を信じて。

ブログを読んでいただきありがとうございます。
安全・健康・省エネ・永く住める家づくり(高気密高断熱住宅)を心を込めて1棟1棟真剣に造りあげている工務店です。イベント情報をホームページにも載せてあります。
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松島聖士