こんばんは!
お彼岸が過ぎ、これから日本は冬支度の季節に向かっていきますね。「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言いますが、僕たちが住んでいる群馬県みどり市では、まだ凍えるような寒さは先になりそうです。とはいえ、北海道では朝の気温が1桁になったというニュースも聞こえてくるようになりました。
寒さを感じ始めると、家の中で欠かせないのが暖房器具です。
日本で冷房と言えばエアコンが最も一般的で、今では普及率が91%~92%台となるくらいほとんどのご家庭に設置されています。
一方で暖房は、エアコンをはじめ、電気ストーブ、石油ストーブ、薪ストーブ、床暖房など、、、 実に様々な種類があります。どれを選ぶかは、暮らし方やコスト、お住いの環境などよって変わってきます。
実は、これらの冷暖房機器は、大きく分けると『対流式』と『輻射式』という二つの方式に整理することができます。
対流式・・・空気を温めたり冷やしたりして循環させる方式
暖められた(冷やされた)空気の密度変化による自然な浮力や、ファンによる強制的な気流を利用して部屋全体の温度を調整します。

主な機器としては、エアコン・ファンヒーターといった多くの方が知っているものです。
対流式冷暖房機器のメリットは、温風・冷風を直接送り出すため、立ち上がりが早く速暖・速冷性に優れている点です。
一方デメリットは、温風・冷風が直接体に当たることで乾燥や冷え過ぎを感じやすかったりと不快に感じること。暖かい空気は天井付近にとどまり、冷たい空気は足元にとどまるので上下の温度差が生じやすい点です。
輻射式・・・電磁波(遠赤外線など)によって壁・床・体などを直接温める(熱を奪う)方式
太陽光で温かさを感じたり、トンネルに入るとひんやり感じたりするのと同様の物理現象を利用しています。空気を媒介するのではなく、物体同士で熱推移が行われる現象です。

主な機器は、薪ストーブ・ペレットストーブ・パネルヒーターなどがあります。
輻射式冷暖房機器のメリットは、風が発生しないため静音で乾燥がしにくく、体感温度が高く感じられること。壁・床・天井が均一に温まり(冷やされ)、芯から温まる感覚が得られることです。
一方デメリットは、空気を温めるのではなく構造体や物体を温めるため、室温が適温になるまでに時間がかかること。初期費用が掛かることです。
どちらの方式も良い点・留意点があり、それぞれの特徴を生かした設置場所、建物性能、間取りの計画がとても大切です。
松島匠建の家づくりは、高い断熱性・気密性をしっかり確保したうえで、太陽光などの自然エネルギーを活用したパッシブ設計を基本としております。
この確かな土台があるからこそ、無理のないシンプルな設備構成が可能です。冷房は容量の小さい(6畳用~10畳用)エアコンを2台ほど、暖房は床下エアコンまたはペレットストーブ(薪ストーブ)。
この計画により、身体に直接風が当たる不快感を抑え、足元から体の芯まで温まる心地良い暮らしが叶います。健康的に暮らせるだけでなく、光熱費も抑えられ、心もお財布も豊かな暮らしへと繋がります。
対流式と輻射式のそれぞれの特徴をご理解いただいたところで、次回は松島匠建が採用している輻射式冷暖房の魅力に絞ってブログを書いていこうと思います。
最後までブログを読んでくださりありがとうございました。
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